2023.03.15

【インタビュー】万博ハッピーソング誕生秘話

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こんにちは!
事務局増田です。
NPO法人エスペランサの牧さんとgoo noteの羽間さんにmeetsでも応援歌として謳われている「万博ハッピーソング」の誕生秘話についてインタビューさせていただきました。(敬称略)

増田:万博応援ソングを作られた経緯について教えていただけませんか???
牧:サキシマmeetsの定例会で、参加者で妄想して勝手にパビリオンを考えよう!という「勝手万博!」をテーマにした回がありましたよね?その際にパビリオンだけじゃなくて万博の歌もまだ無いよね?!と思いついた私は、エスペランサのカルチャースクールに関わって頂いている田嶋さんと羽間さんに万博ソングを作りたい!と相談しました。
羽間:最初は冗談だろうと思っていましたが、言われてから3時間後に歌詞が送られてきました。「これは本気や!」と感じました。私はもともと作曲や編曲の仕事をしていて今までに3000曲ぐらいの楽曲制作をしてきました。そこで、まず牧さんのオリジナル歌詞を3番まで同じ文字数に補作し曲をつけました。作ったからには発表しなきゃ!ということで、南港サンセットホールの楽屋で田嶋さんと音合わせをし、meetsの定例会で歌わせてもらいました。それで終わりかと思いきや…
牧:実は、私は最初からCDにしたいと思っていました(笑)
羽間:CDを作るには最低でも250万円~300万円かかるのですが、牧さんにそれを言っても…と思い、少なく見積もっても50万円はかかるよ!と伝えたところ、その日のうちに企業や個人の方から10万円集めたと言われました。そして3か月後にはGOサインが…またまたこれは本気や!と、そしてお金を出してくれた人がいるということはやらなしゃーないと。しかし、50万円ではとても足りないし、もはや私の力だけでは…そう考えた私は有線放送のスタジオで楽曲制作に携わる友人に相談しました。

そうすると流石プロですね。生演奏だと高額になるが、打ち込み(コンピューター演奏)ならぎりぎり予算内に収まるかも、というアドバイスを貰い、その道に明るいギタリストに繋いで貰いました。それから何度も楽曲のイメージを伝える為に打合わせを重ね、オケ(カラオケ部分)が出来上がったのですが、今度はそのギタリストが「これじゃもの足らん!」と言いだして、ギター・ウクレレ・ベース・パーカッション、ドラムなどの生演奏をダビングし、そして田嶋さんの歌と南港混声合唱団のコーラスを収録したのですが、今度はスタジオエンジニアの友人が「なんだかもの足りない」と言い出し、関西歌劇団団長でテノール歌手の方にご協力を頂くという話に発展しました。そんな積み重ねの結果、万博ハッピーソングはどこに出しても恥ずかしくない素晴らしい楽曲として見事に完成したのです。メデタシ、メデタシ♪

と言いたいところなんですが、CDなので1曲だけという訳にはいかないんですよね。せめてもう1曲は必要なので、牧さんに「花〜は、花は、花は咲く~♪」みたいな美しいバラード系の歌詞を書いてくださいね~!とお願いしたところが…
牧:大阪を元気にしたい!大阪元気音頭や!と思ったら、はじめにラーメン、たこ焼きが思い浮かんできたんです。
羽間:どこが「花は咲く」やね~ん!とツッコミたくなると同時に、でも歌詞は牧さんらしいな~と思いました。しかし、どうしてもラーメン・たこ焼きではメロディーが浮かばず、楽器の編成はどうしたものか?どこから手をつければいいのか?わからないことだらけ…途方に暮れた私は、またまた有線放送の友人を頼りました。

百戦錬磨の友人からまたまたジャストなアドバイスを貰い、私は演奏者のターゲットを決めました。コロナ禍の生配信でお世話になった笑龍会ならジャズから河内音頭までお手のもの♪早速コンタクトをとったところ快く引き受けて下さったのですが、サンプル音源はないかと言われ、こちらもまだ簡単なメロディー譜しかなく、私がピアノを弾いてイメージを伝え、四苦八苦…でも、こちらも流石です。1か月後に「ざっくりアレンジできました~!」と連絡がありスタジオに向かうと…想像以上に楽しい仕上がりで一発OK!!

レコーディングでは、地元の大阪市立南港南中学校吹奏楽部のみなさんがお囃子に加わってくださり、スタジオ関係のバイオリニストから参加表明を頂いたことでアレンジに輝きが増し、親しみやすくてキラキラした大阪元気音頭が完成しました!
牧:住之江区長をはじめ市会議員の方や大阪市長、大阪府知事にもCDをお渡しして、地元ではスーパーナショナル南港店に行けばBGMとして万博ハッピーソングと大阪元気音頭を流してくれています。
是非みなさんも応援してください!よろしくお願いします!