100PROJECT

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5G X LAB OSAKA(ファイブジー・クロス・ラボ・オオサカ)

大阪市/ソフトバンク株式会社/公益財団法人大阪産業局/一般社団法人i-RooBO Network Forum

5G X LAB OSAKA(ファイブジー・クロス・ラボ・オオサカ)

大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟6F「ソフト産業プラザTEQS」
TEL:06-6615-1000(完全予約制)
※お電話での見学予約の受付は行っておりません。必ず専用フォームからご予約ください。
※5G X LAB OSAKAの体験・見学は1回90分で、スタッフがデモと説明を行います。
https://teqs.jp/5gxlab

プロジェクトの概要

5G X LAB OSAKA(ファイブジー・クロス・ラボ・オオサカ)は、5Gを活用する製品・サービスの開発を行う事業者様を支援するためのオープンラボです。
施設内には5Gを活用した未来社会を体験できる最先端技術の製品・サービスが集結しており、「展示・体験ルーム」と「検証ラボ」で構成され、5Gのデモンストレーションを体験できる他、試験用基地局の電波を使って5Gを活用した製品・サービスの検証などが無償で行えます。加えて、技術サポートをはじめ、ビジネスプラン構築、マッチングなど、共創によるビジネスの成長をサポートしています。

大阪市、ソフトバンク株式会社、およびAIDOR(アイドル)共同体※と「5G関連ビジネスの創出に関する連携協定」に基づいて開設されました。運営は、3者による官民連携で行われます。
※ 公益社団法人大阪産業局と一般社団法人i-RooBO Network Forumによって構成された、テクノロジービジネス支援を目的とした共同事業体

プロジェクト誕生のきっかけは「万博」

ーーこのプロジェクトが生まれたきっかけは?

手嶋氏 万博の開催が大阪に決まった少し後の2019年春頃から、「5G」というキーワードが各所で出始めました。大阪・関西万博会場は当然オール5Gなので、このキーワードは切ってもきれない。会場で動く製品やサービスは、絶対に5Gに対応しているはず。しかも開催場所は、咲洲と隣接する夢洲になることからテクノロジー・ビジネスの支援拠点としては、絶好のタイミングだと思い、動き出しました。そして「関西・大阪に、事業者向けの5Gをテーマにしたビジネス支援施設を開設する」という構想で、大阪市さんと相談しながら活動してきました。
5Gは通信キャリアと密接な関係があるため、我々の力だけではどうにもできない。ですのでその調整にはかなりの時間と労力がかかりました。結果的に、ソフトバンクさんが加わってくださり、着想からほぼ2年がかりでようやく、2020年10月にオープンまでこぎつけました。オープンの際はかなりの数の報道陣が駆けつけ、改めてその注目度の高さを感じましたね。

ですので、ここから各事業者様と5Gを活用したビジネスプロジェクトの創出を行っていくんですが、このラボの立ち上げ自体がひとつの大きな万博に向けたプロジェクトになっています。

ーープロジェクトの具体的な目標は?

手嶋氏 このプロジェクトの目標は、2022年に、15社のプロジェクト創出をすることです。もちろん、このなかから大阪・関西万博で使われる製品・サービスを一つでも多く創出できればいいかなと思います。
大阪・関西万博で言えば、レベル感はありますが、最近では「万博」というキーワードはそこかしこで聞きますので、どの事業者様も、ここに向けて動き出しているなと感じます。
やはり、IoT分野にとって万博というものは特別です。「未来社会の実験場」という大阪・関西万博のコンセプトからもわかるように、時代の超最先端なものが扱われるイベントでその製品やサービスが選ばれて、同時に利便性も立証される。これは、同じカテゴリの中では認知度が一気にあがることですし、アフター万博以降はそれがスタンダードになっていく可能性が非常に高い。事業者様にとっては一気に成長カーブが作れる大変いい機会になります。

万博への想い熱く語ってくださった手嶋氏

ヒントが満載!? 5G関連の最先端技術の製品・サービスが集結

ーーこのプロジェクトが生まれたきっかけは?

手嶋氏 本ラボには、5Gを活用した最先端技術の製品・サービスが集結していますので、5Gを活用することで製品・サービスに付加価値を生み出すきっかけやそのヒントになるものがたくさんあります。
例えば、遠隔操作や遠隔運転などは、5G環境によってその在り方が大きく変わろうとしています。
ただ耳で聞いただけでは、なかなかそのサービスの世界観は理解出来ません。体験を通じて、自分たちならこういったサービスを作れるのではないか?開発できるのはないか?5Gと既存のビジネスを掛け合わせたら、こういったサービスを提供できるのではないか?と発想を広げていくきっかけに繋がります。

展示・体験ルーム(完全予約制で約60分のデモが体験できます)

遠隔操作ロボットアーム/高精細な映像を見ながら、ロボットアームの低遅延な遠隔操作をする

mixpace×Azure×HL2/mixpaceでAR化されたコンテンツをMicrosoft AzureでHoloLens 2へストリーミングしている様子を体験する

VR試合観戦/カメラを切り替えながら、VR空間で試合観戦を体験する

5Gビジネス創出に向けた、サポート体制が充実

ーー5G X(クロス) LAB OSAKAの特長は?

手嶋氏 5Gのラボは他にもありますが、官民連携で運営しているラボはほぼありません。我々は公的機関ということもあり、「支援」を目的に活動しています。そういった意味では、相談に来られた事業者様を選り好みしたり…といったことはありません。
また、IoTなどテクノロジー・ビジネスの支援を行っている「ソフト産業プラザTEQS」内にありますので、新規事業創出サポートや実証実験、ビジネスマッチング等、アイデアをカタチにするためのサポートも充実しています。
ですので、アイデアや社会課題解決への思いはあっても、リソースがなかったり、資金がなかったりする中小企業やベンチャー企業でも5Gビジネスに参入しやすい体制が整っています。

実証実験の様子/IoT・ロボットビジネス実証実験支援プログラム

ビジネスをやるなら、この場所で

ーー5Gビジネスをはじめたい事業者様にメッセージをお願いします

手嶋氏 本ラボは官民連携で運営している施設になるため、ビジネスを実現するためのあまねく支援体制を用意しています。
それに加えて、ここATC(アジア太平洋トレードセンター)という場所は、5G X(クロス)LAB OSAKA以外にも、先端テクノロジーやSDGs関連の施設がたくさんあります。そのコミュニティを通じた横のつながりも活発で、新しいビジネスを始めようとする時に情報交換をしたり、連携したりといった機運が非常に高い場所です。ですので、この場所で、万博に向けてビジネスをやる意味は大きいように思います。

これから5Gビジネスの分野で成長を図っている事業者様には、ぜひ「5G X LAB OSAKA」の扉を開けることをおすすめします。一緒に万博を目指しましょう。お待ちしております!

5G X LAB OSAKA(ファイブジー・クロス・ラボ・オオサカ)

大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟6F「ソフト産業プラザTEQS」
TEL:06-6615-1000(完全予約制)
※お電話での見学予約の受付は行っておりません。必ず専用フォームからご予約ください。
※5G X LAB OSAKAの体験・見学は1回90分で、スタッフがデモと説明を行います。
https://teqs.jp/5gxlab

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